【地方拠点強化税制】比企郡も小川町・ときがわ町が追加

平成28年3月15日、政府は新たに23件の地域再生計画を認定し、埼玉県においては下記の市町村が追加された。

今回新たに認定された埼玉県の計画(埼玉県企業拠点強化促進計画)では、東京都心から概ね60㎞圏内の既成市街地・近郊整備地帯と60㎞以遠の二つの地域の状況が異なるとしたうえで、60㎞以遠にある地域については人口減少が進んでいるとし、特に今回の対象地域では人口減少率が比較的高くなっているとしている。一方で当該地域は自然災害が少なく、快晴日数も全国トップクラスであり、高速道路等のインフラ整備の充実してきており髙いポテンシャルを有しているとまとめている。今後の発展を期待したいところである。

<移転型>
熊谷市(一部)、秩父市、飯能市(一部)、本庄市、深谷市
比企郡小川町、比企郡ときがわ町
秩父郡横瀬町、秩父郡皆野町、秩父郡長瀞町、秩父郡小鹿野町、秩父郡東秩父村
児玉郡美里町、児玉郡神川町、児玉郡上里町、大里郡寄居町

<拡充型>
移転型地域から飯能市と東秩父村を除いた地域の一部区域

埼玉県の県北地域及び秩父比企地域は、県の北西部に位置し、東京都心から概ね60km~80km圏にある。気候が温暖で自然災害も少なく、豊かな自然環境に恵まれ、従来から製造業をはじめ多様な産業が発展してきた。しかしながら、近年は人口や事業所数の減少が進んでおり、安定した雇用の場を確保することにより、人口減少をくい止めることが喫緊の課題となっている。そこで、企業の本社機能の転入や拡充等を一層促進し、雇用機会の拡大を図ることにより地域経済の活力向上を目指す。

<内閣府地方創生推進室>

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/tiikisaisei/dai36nintei/nintei_info.html

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